先輩社員インタビュー

制御盤の設計やPLCプログラム、タッチパネル画面の作成などを行っています。

普段の生活に馴染みがないので分かりにくいですが、制御盤とは「機械を制御するための電気機器を入れた箱」のことです。街中にある信号機やエレベーターのような自動で動く設備には、大体この制御盤が用いられています。
また、その箱だけ用意しても機械は動きません。動きを綿密に考え、プログラムを組み込む必要があります。利用者が安全に、ストレスなく使えるようにするためにどう設計したら良いか。この部分に思慮を巡らすことが、この仕事の一番の醍醐味だと感じています。

仕事で印象に残っているエピソード

この2年数カ月の間に、何度か海外出張に行きました。1,2年目は中国、今年はベトナムへそれぞれ2ヵ月程。異文化に触れながら仕事が出来るというお得感が、私にとっては心地良かったです。
特にベトナムには弊社から単身で乗り込んだため、失礼の無いよう文化や歴史なども一通り調べました。そういった知識を用いてお客様や現地の方と話すと、その後の関係も良く仕事をし易くなることを体感しました。関わる業界も広いため、こうした業務外の知識も得られるチャンスが多いことは有難いです。

これから挑戦していきたいこと

入社して今年で3年目ですが、初めて自分ひとりで一からプログラムを設計する機会を頂けました。不安もあり、今までより苦労することは多いと思いますが、少し楽しみでもあります。会社からの期待に応えるのは勿論、実力を付けてこの世界で通用するようになるためにも、尽力していきます。

技術部が描いた原稿や既存の図面を元に、主にE-CADを使って清書しています

技術部の方が描いた原稿や既存の図面を元に、主にE-CADを使って清書していきます。誰が見ても理解できるように描くこと、スッキリと読みやすい綺麗な図面に仕上げることが大切です。
部品の型式は合っているか、線番は被っていないか、無理な配置になっていないか、設計図内で矛盾が生じないように確認しながら描いていきます。その他にも、オフィスの掃除や完成品の検査の一部、タッチパネルの画面作成もしています。

仕事で印象に残っているエピソード

私は電気回路図の知識もなく、CADを使った経験もなく、最初は設計図の何をどう描けばよいのか全く分かりませんでした。そんな素人の私に対し、周りの方は根気よく教え、見守り、支えてくださいました。簡単な仕事から一つずつこなし、部品を実際に見て触る。設計図をよく見て考え、理解し自分の中に落とし込んでいくうちに、初めは分からなかった図面が徐々に読めるようになったことが、何より嬉しかったです。

これから挑戦していきたいこと

少しは図面を読めるようになってきましたが、まだまだミスも多く、時聞がかかってしまうのが現状です。急ぎの仕事でも安心して任せてもらえるように、また、指示された事だけをするのではなく、自分なりに判断してより良い図面に仕上げるために、経験を積み技術の向上を図りたいです。